ハウスメーカーを比較する上で重要なこと

注文住宅の依頼先には、ハウスメーカーや工務店、設計事務所などがありますが、知名度の高さや実績の豊富さ、安定した品質などのメリットがあることからハウスメーカーへの依頼を検討している方も多いかと思います。しかし、日本国内には数多くのハウスメーカーが存在するため、どのメーカーに依頼すればよいのか迷ってしまうケースも少なくないでしょう。
また、一口にハウスメーカーと言っても各メーカーによって特徴が異なるため、比較ポイントを押さえた上で自分たちに合ったメーカーを選ぶことが大切です。

ハウスメーカーの比較ポイントについて説明する男性ハウスメーカーの比較ポイントとして、まず挙げられるのは価格です。注文住宅の費用は、大きく本体工事費・付帯工事費・諸費用の3つに分類できますが、この中で最も大きな割合を占めるのが本体工事費です。
本体工事費は、坪単価に延床面積を掛けることで算出できますが、坪単価は各ハウスメーカーごとに違いがあります。坪単価は、使用する材料や工法、地域などによって大きく変動するため、ホームページやカタログなどで各メーカーが公開している坪単価を比較することが大切です。

また、工法もハウスメーカーを選ぶ上で重要な比較ポイントとなります。注文住宅には様々な工法がありますが、ハウスメーカーでは2×4工法(木造枠組壁工法)やプレハブ工法、ユニット工法など品質が安定しやすい工法を採用する傾向があります。
ただし、これらの工法にも一長一短があるため、各工法の特徴を知った上で、各メーカーがどのような工法を得意としているのかという点にも注目しましょう。

3つ目の比較ポイントは、アフターサービスの充実度です。新築住宅の場合、売主には基礎や柱、屋根などの基本構造部分と、雨水の浸入を防止する部分について10年間の保証を付けることが義務付けられています。そのため、基本構造部分などに問題が発生したとしても、築10年以内であれば無償で修理を受けることが可能となっていますが、各ハウスメーカーでは10年以上の保証期間を設けているケースがほとんどです。しかし、その保証期間は各メーカーによって様々です。

また、ほとんどのメーカーでは無償での点検を実施していますが、その期間や回数もメーカーごと異なります。その他にも、独自のアフターサービスを実施しているハウスメーカーも少なくありません。
アフターサービスの充実度は、修理や点検に要する費用を大きく左右する要素となるため、各メーカーが実施しているアフターサービスの内容についても比較しておくことが大切です。

それでは実際に比較しに行ってみましょう。
ハウスメーカーを比較する。

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